2月のある晴れた午後に100パーセントのエルサレム賞をもらうことについて

 2009年のエルサレム賞の受賞者に村上春樹が選ばれたそうだ。エルサレム賞は、イスラエル最高の文学賞だけれど、過去には受賞者(スーザン・ソンタグ)がイスラエル占領政策を痛烈に批判する受賞スピーチを行ったこともあるという。

 村上春樹が受賞を受けるのかどうか、受けるとして、どんなスピーチをするのか、注目です。
 ある意味チャンスですよ、村上さん。事と次第によっては、こちらのリストに載ることになるのでしょう。>「注意深くお金を使うために」

 モジモジ君の日記。みたいな。:「村上春樹エルサレム賞受賞おめでとう!!!」
 http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090125/p1

村上春樹氏にこうした事があるのを伝える、あるいは村上春樹氏の関係編集者でガザ攻撃に関心のある人に伝える、又は日本の社会に広めて村上春樹がそこで何を言うかに注目してもらう、という事が一つの方法ではないでしょうか?

 薔薇、または陽だまりの猫:「村上春樹にボイコットを呼びかけよう/コリンGlobal Watch Paris」
 http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/8fe10af383b03e8fc70b80f4d5872d46

 土井敏邦さんは村上春樹の小説を絶賛しているけど、今回の件についてはどう思っているのだろう?

私のように、目撃した現象や聞き知った現実を貧弱な語彙でなんとか表現しようもがく拙い文章によってではなく、天才的な想像力と創造力、観察力と表現力をもった村上春樹のような作家が、パレスチナの現場を取材して回り、パレスチナ人たちの“心のありよう”を描いたら、“パレスチナ”はもっと日本人に近くなるのではないかと思えてくるのだ。

 土井敏邦 Webコラム:「日々の雑感 35」
 http://www.doi-toshikuni.net/j/column/20070419.html